今回は扉の足元に設置してあるフロアヒンジの取替え工事を紹介します。
フロアヒンジとは扉の開閉速度を制御するためのダンパーで、扉がバタン!と急に閉まったりしないようにゆっくりと閉まるようコントロールするための装置です。
① まずは既存扉の足元現在の状況です。
長年の使用にともない装置内のダンパーからのオイル漏れがみうけられます。
これによりダンパー機能が低下して速度制御が機能できなくなってきます。
② 扉を外してフロアヒンジ装置の化粧カバーを取り外したところです。
長年の使用でかなりのサビが発生しています。
サビによるシール機能の劣化でオイル漏れがでているみたいです。
③ 取替作業に入ります。既存の装置は床面に埋込してありますので、周りのコンクリートごとカッターを入れて撤去して取り外します。
④ 新しい装置を元と同じ高さ、同じ位置にくるように調整して取付、固定します。
⑤ 同時に扉上部の接続金具も新しいものに交換します。
⑥ 各部品の取付・交換が終わったら、扉を取付して作業完了となります。